メダカビオトープのすすめ
プラ舟とは
セメントなどを練るのに使う耐衝撃性ポリプロ・ピレンの容器。「プラ舟」「タフブネ」で検索可。サイズはいろいろですが、狭い庭なのでタフブネEX 60型(外寸:幅 490×長さ 750×高さ 190mm) で作りました。
1. プラ舟は水をざっとかけて洗います。
2. 池を作りたい場所に置きます。(埋めても可)
3. 土止めに砂岩(レンガでも可)のピンコロを2つ入れました。浅瀬と深いところを作るためです。
4. 次に赤玉土(小玉)を入れて土の部分にガマ、フトイなどの水生植物を植えます。
5. そーっと水を入れて、出来上がり。
メダカを入れるなら数日後に。メダカの数は少ないほど自然に近い状態で飼うことができます。5匹~10匹程度がよいと思います。(自然に近い状態で飼うとメダカは増えたり減ったりします。トンボが産卵してヤゴがメダカを食べてしまうこともありますが、生き残ったメダカが命を繋いでいきます。)
最後に自然な感じで庭になじむように、周りを木製の連結柵と朽木で囲みました。
さらに、水面に日陰を作ってやるとメダカが喜ぶと思います。意外と簡単。レッツ・トライ♪(^^)
プラ舟ビオのメンテナンス
プラ舟ビオトープにはメンテナンスが必要です。
絶対に必要
・2日に1回程度の足し水(抽水植物は水をよく吸い上げます)
・抽水植物の株分け(2年に1回)
できればした方がいい
・春~夏の落ち葉やゴミなどの除去
・梅雨明け~秋のアオミドロ・ウキクサの除去(数回)
・水草の間引き(数回)
うちのプラ舟ビオトープ
まずプラ舟を設置しました。
↓ハナショウブがやっと伸びてきたところ。寂しい春先の水辺。
↓ハナショウブ開花。ガマもフトイも伸びてきました。
ボタンウキクサ(現在は外来生物法により栽培が禁止されています)が繁茂。
↓外来種を間引きアサザ植え付け。ガマ開花。オモダカが伸びてきました。
↓初冬。落ち葉の布団。アサザがまだ緑の葉をつけています。
↓冬。雪の中。メダカはもちろん生きています。
↓水草がモサモサ茂り、メダカもエビも自然繁殖するようになった。2008年8月ごろ。
↓島を設置してみた。ヌマガエルが棲みついた。2009年9月ごろ
↓メダカ、アマガエルとヤゴが共生している2010年夏
羽化したマユタテアカネ
↓2011年春 プラ舟が2つになりました。グランドカバーはユキノシタ、ジャノヒゲ、セダムです。
↓2012年春 水飲みにやってきたキジバトです。
↓2013年春 ハナショウブが開花。小島を追加して雑木と野菊を植え付け。
↓2014年春 ミズトクサが茂ってきた。プラ舟のつなぎ目にセダムが茂っています。
↓2015年5月 セキショウが茂り過ぎです。撮影後、株分けしました。
↓2016年春 アサザが咲いています。。
↓2017年春 プラ舟周辺の草が茂っています。